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Flow of Therapeutic Cooking
料理療法に参加をすすめたい人

基本的にはどなたでも料理活動への参加は可能です。特に料理好きな人、食べることやものづくりが好きな人、人の役に立つことに喜びを感じる人などが向いています。他にも、施設に入ってから元気がなくなった人や、自信を失っている人、うつ傾向にあるような人も、料理活動がきっかけとなって元気を取り戻すことがあります。男性でも料理経験があるなしにかかわらず、参加をすすめてみましょう。
高齢者に対する対応の心得(基本方針)
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参加者の潜在能力と自発性を引き出すために、参加者が自分でできることは、可能な範囲でしてもらいます。また、参加者のやり方を尊重します。
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人生の先輩である参加者から「料理を教えていただく」という尊敬の念をもって接します。
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スタッフはセッティングと見守りが中心で、できないところを手助けします。

FLOW
STEP 1
個人
アセスメント
STEP 2
計 画
STEP 3
実 施
STEP 4
評 価
STEP 5
生活の(QOL)の向上
step1
STEP 1 個人アセスメント


アセスメントは個人の状況を知るためにとても大事です。事前にしっかり情報を集めましょう。
料理活動 中のリスクを避けるために、心身の機能とその障害に関するものは確認しておきます。料理療法を始めるにあたって、支援を適切に行うために参加者の情報把握が必要です。また料理活動には食事場面を伴いますので、嚥下状態や食事形態、食事動作などを確認します。
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くわしいアセスメント表は「料理療法」の書籍(クリエイツかもがわ刊)をご覧ください。